こんにちは、D3の小林です。報告が遅れましたが、3月に藤田研でミャンマーに調査へ行きました。アジア最後のフロンティアと言われるミャンマー。私は初めてのミャンマーへの渡航でした。
深夜ヤンゴンに到着すると、3月にもかかわらず暑い。深夜だったので街の様子はよくわかりませんでしたが、翌日以降、ヤンゴンの街の熱気を毎日感じる調査となりました。東南アジアに共通することかもしれませんが、交通量がとても多く、街中で渋滞が発生していました。クラクションの嵐。車の運転も荒いのですが、歩行者もそこを平気で横切っていく。歩道や路地の道端では果物や肉、魚をはじめあらゆる食材が売られていました。揚げ物やカレーを出す露店も多く、とにかく街の熱気がすごかったです。ミャンマーの人は優しいとよく言われますが、現地で納得しました。皆とても親切で、混雑する道もなぜか歩きやすい。譲り合っているからでしょうか。
ヤンゴン市内
麺類
調査の話です。調査対象地はミャンマーの最大都市であるヤンゴン市内で、街中で日常生活に関するヒアリング調査を実施しました。ヤンゴンでは主にミャンマー語(ビルマ語)が話されています。もちろん研究室でミャンマー語を話せる人はいない。そうなると現地でヒアリングをする際ミャンマー語でのやり取りはできないということになります。しかし、お互い拙い英語では有効なやり取りもできない。。そこで事前にアンケート用紙にミャンマー語で質問等を記入しておき、それを見せながら調査を行うことになりました。これがとてもうまくいきました。皆さん詳しく回答を記入してくださいました。その間の会話がまたとても印象深かった。ここに住み着いた経緯や今の生活について思うことなどを語ってくださいました。これぞライフヒストリー!と感動しました。
ヒアリング調査で大活躍した馬くん
約1週間の滞在でしたが、ヤンゴンの魅力にとりつかれました。もちろんミャンマーの歴史は複雑で、海外旅行者への規制も多いです。そして社会情勢も刻々と変化しています。まだミャンマーについて何も知らない状態ではあります。しかし、今回観光地ではなく市内でヒアリング調査を行いながら日常生活を垣間見ることができたことで、もっとヤンゴンの、ミャンマーの人々や生活文化について知りたいと思うようになりました。また再訪したいと思っています。
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